- お母さんからもらう免疫は生後6ヶ月で弱くなり始め、約12ヶ月で効果がなくなります。したがって、12〜90ヶ月までに1回接種します。
- 乳幼児がかかると重症化しやすいため、「1歳になったら麻疹の予防接種を!」覚えておきましょう。
3ヶ月以内にガンマグロブリン(ウイルスを退治する薬)の注射を受けた
子は接種できません。
麻疹の予防注射は、微量ですが鶏卵の成分を使用して作られています。
そのため卵アレルギーのある方は医師に相談してください。
約10%の子に麻疹に似た症状がでます。接種10〜12日後に発熱や発
疹などの症状がでます。これは軽い麻疹にかかった状態ですが、通常
は2〜3日で自然に治ってきます。
ごくまれですが、結膜炎や中耳炎、肺炎、脳炎など、麻疹と同じような合
併症がおこることがあります。発熱が2〜3日続いたり、吐き気、けいれん
などの症状があれば受診してください。
次の予防接種までは4週間あけてください。