- DPTは第1期と第2期に分かれており、第1期対象は生後3〜90ヶ月、第2期対象は12歳頃(小学校6年生)のときです。
- 第1期は生後3〜12ヶ月の間に3〜8週間間隔で3回、その後1年〜1年半後に1期追加接種をするのが理想です。
- 第2期は12歳頃にジフテリアと破傷風の2種(DP)を1回接種します。
- 百日咳に関しては、母親からの移行抗体が少ないことが多く、乳児期に百日咳にかかると重症化しやすいため、生後3ヶ月を過ぎたらなるべく早くDPT接種をするようにしましょう。
下痢、発熱、咳などの病気の疑いがあるときや、1ヶ月以内に麻疹や水痘な
どの病気にかかった子や、生ワクチン(ポリオ、BCG、麻疹、風疹、水痘、お
たふく)の予防接種から4週間たっていないときは受けられません。
1番多いものは接種部位の腫れやしこりで、回を重ねるごとに強くなる傾向
がありますが、自然に治っていきます。
まれに接種後24時間以内に発熱することがあります。発熱が続くようなら受
診してください。その他、ひじの下が腫れたり、腫れた部位を痛がるようでし
たら受診してください。
三種とは、ジフテリア・百日咳・破傷風のことです。ジフテリアは発熱、嘔吐、
特に咳は特徴的(犬の遠吠え様)です。百日咳は百日咳菌の感染でおこりま
す。こちらもコンコンといった咳が特徴的で、乳児では重症化しやすいため注
意が必要です。破傷風は、けがなどの傷口から破傷風菌が体の中に入り込
み筋肉の硬直や呼吸麻痺などをおこす非常に怖い病気です。
次の予防接種までは1週間あけてください。