- 生後3〜18ヶ月までに2回接種するのが理想的です。
- 1回目と2回目の間隔は5ヶ月以上あけてください。
- 7才6ヶ月までに2回受けるようにしてください。
ポリオワクチンはお腹の中で増殖することで初めて免疫がつきます。その
ためひどい下痢をしていると免疫がつかないことがあるため接種できませ
ん。また、接種後の嘔吐を避けるため、接種前後30分間の授乳、離乳食
はさけてください。
ほとんど副反応はなく安全な予防接種の1つです。
ごくまれに(400万人に1人)ポリオに似た症状をおこすことがあります。接種
後、手足を動かしにくそうにしている、動きが鈍い、首や背中がこわばるとい
った症状がでたら受診してください。
ポリオとは、急性灰白髄炎(小児まひ)のことで、ポリオウイルスによっておこ
る病気で、患者の便を介して感染します。首や背中のこわばりや、筋肉が麻
痺して呼吸困難になり重症になることもあります。しかし実際にはポリオウイル
スに感染してもこのような症状が出るのは、全体の0.1〜0.5%といわれていま
す。現在日本での自然発症はゼロ。西太平洋地域でも2000年秋に根絶宣言
がだされていますが、南アジアやアフリカには存在していますので、旅行の際
は注意が必要です。
次の予防接種までは4週間あけてください。
- 平成18年度4月よりポリオが個別接種になります。
- 本年度は4月と9月が接種月となります。
- 対象年令の方には新しい予防接種手帳が配布されます。(4月に入ってからの予定です)
- 現在の予防接種券で接種を受ける事ができます。
- 予診表は個別接種用の物を使用していただきます。当日、当院で記入して頂きます。